ぶんじ花まつりでヨガします!~花まつりって知ってましたか?~
~春、心ふれあうまち
第37回ぶんじ花まつり (本多すずらん商店会主催)
にて、ヨガをさせて頂くことになりました!
いつもお世話になっている国分寺教室の会場、祥應寺にて開催されます。
4月7日(土曜日)10時~15時
この催しの時に、観音堂にてヨガをさせて頂きます。(後から確定したため、チラシ・ポスターには載っていません)
お祭りは10時~15時。そのうちに3回、やらせて頂きます。
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【ヨガタイムスケジュール】
各40分 参加費1000円
初心者・老若男女 どなたでもどうぞ!
11:20~12:00
12:20~13:00
13:20~14:00
会場は本堂脇の観音堂いちばん奥の部屋になります。
☆持ち物 ヨガマット 服装 動きやすいもの(更衣室・トイレもあります)
☆飲酒されている方のご参加は出来ません。どうぞご了承くださいませ。
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この花まつり、むかし私も行きましたが、今はすごく賑わっているみたいです!
消防車のはしご車に乗れたり、商店会の模擬店が色々出たり。
青空マッサージもあるんですって!(←気になっています)
終わってからは模擬店で何か食べたり飲んだりできるのも楽しそうですね~。
ご家族と来て楽しむことも出来るのではないでしょうか(*^_^*)?
そしてきっときっと、祥應寺の山門の桜が見ごろだと思います!ひょっとしたら葉桜かも?!
ですが、きれいな時期なので私もとても楽しみなんです。
せっかくなので、少し調べてみました。
花まつりとは、お釈迦様の誕生日をお祝いするもので、4月8日に行うことが多いようです。
近年ではその日に近い週末、という感じなのでしょうか。
よくよく考えると、ほとんどの家庭がお寺でお葬式をあげるのに、日本はお釈迦様の誕生日よりイエス・キリストの誕生日であるクリスマスの方が盛り上がっているんですね。(私も含めて!)
本当に日本の不思議な風習ですよね。
とは言え、調べてみるとちゃんと昔から日本で行われていたもので、質素だけどすごく素敵だなと思った事がありました。
①甘茶をお釈迦さまにそそいで拝む・甘茶を振る舞う
②この日を思うことで意識されること
もう、ほぼこれがエッセンスなんでしょうけど、いいなって思いました。
①甘茶を何故使うのか。
甘茶、わたしもかつての花まつりで初めて知りました。
こんな甘みのあるお茶があるんだ~、って。
で、なぜ甘茶をそそぐのかというと。
花御堂(はなみどう)という花で飾られた生まれた時の姿と言われているお釈迦さまに柄杓で甘茶をそそいで拝みます。
それは、お釈迦さまが生まれた日に9頭の龍が現れて甘露の雨を降らせた、という言い伝えがあるからだそうです。
この甘露の雨とは、「天地陰陽の気が調和すると天から降る」とされており、王の徳が高いと降るとされているそうです。(ブッダは生まれた時は王子でした)
これを現在は甘茶を使って表現している、というわけです。
ちなみにこの甘茶、仏教国のタイに行くと、コンビニで常時売っています。さすがですね。
②この日を思うことで意識されること
皆様これはご存知かと思いますが、
お釈迦さまは生まれた時に、四方に七歩ずつ歩いて、
右は天、左は地を指して、
「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」とおっしゃった、という伝説があります。
この言葉の意味は
天上天下 大宇宙で
唯 ただ
我 わたし
独 一人
尊 尊い
よって
『この大宇宙で私たちの命はみなかけがえなく、あるがままに尊い』
という意味です。
一人一人の命の尊さを感じる日。素敵な日ですね。
自分のことも、人のことも、尊く、大切にしていきたいですね。
ヨガでは自分の身体のことを小宇宙とか、そこに宿る神様の神殿として大切にしていく、という考え方をします。
ヨガと花まつり、ぴったりですね☆
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☆追記です☆(3月25日)
先日、小平のお寺にて元住職さんにこの言葉のことを伺ってきました。
正確には以下のような文章だそうです。
『我無上尊なり (私は迷いを超えている尊厳なるもの)
天上天下唯我独尊 (宇宙で唯一の尊いものなり)
三界皆苦なり (三界〈欲・色・無色界=迷いの世界、俗世〉は全て苦である)
我当安之 (私はまさにこれを救うために生まれた)』
というわけで、本来はやはり『私は(人を苦しみから救う)ただ一人の尊いものです』という意味だそうです。
そこからヒューマニズム的解釈がのちに派生したそうです。
ともあれ、日本のお寺はとても開けていて、仏様のその御心はやはり今も息づいているのかな、という気がしました。
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お釈迦さまに甘茶をかけて、身体も動かして、模擬店で美味しいもの食べて、桜を愛でて。
そんなぶんじ花まつりを過ごしにぜひぜひいらしてください(^o^)/。
そして、国分寺が遠い、という方も、あなたの町でもどこかのお寺でやっているかもしれません。散歩がてら行ってみてはいかがでしょうか?