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2017-12-20

石巻 心の応援ツアー 活動報告

10月に行ったチャリティライブで頂いた資金で、12月9日~12日に、宮城県石巻市に行ってきました。

※一番下に写真ギャラリーがあります。こちらもぜひご覧ください。

今回は以下のメンバーで行きました。

《出し物組》一緒にライブをした

シンガーAnnちゃん(以下あんちゃん)

役者仲間の松田光輝(以下テルさん)

ピアニスト吉田佐由子(以下佐由子さん)

称してチーム『笹かま』です(笑)。

現地合流で

《マッサ―ジ組》マッサージ仲間の

竹内みずほさん(以下みずほさん)、

吉田知紗ちゃん(以下知紗ちゃん)、

《花壇組》以前から共に活動している保育園ミルクの花壇づくりメンバー(一部開成団地にもご一緒しています)

大野功さん、(以下大野さん)

大野要吏子さん(以下よりこさん)

その息子ちゃん

小池志穂さん(以下志穂さん)

降旗瑞穂さん(以下瑞穂さん)

という、総勢大人10名赤ちゃん1名で行きました。

現地では『石巻市の復興を考える市民の会』の藤田さん、鈴木さん、にアテンドして頂きました。

マッサージ組、花壇組はそれぞれ日程が若干ずれたので、10日のお昼だけ全員集合しました(*^_^*)。

【12月9日】

朝7時に与野本町駅集合。ピアニスト佐由子さんは福島に行っているため、現地合流。

車でいざ、出発しました!

とても朝日の眩しい中、1時間ほど下道を走り、東北道に。高速では、3か所も事故渋滞。眩しかったせいかな?

14時過ぎ、石巻駅に到着。佐由子さんと合流。

14時半、大森第4団地に到着。

マッサージ組も先に着いていたので合流。

私たちがリハーサルをしている間、マッサージ組はさっそく施術を始めました。
団地の子どもたちも私達「お客さん」に大喜びでなんだかワイワイとリハーサル(*^_^*)。

夜はマッサージ組と私達出し物組は同じ宿だったので、交流会をしました。
今回のメンバー驚くほどに人見知りさんが居なくて、誰とでも話せちゃう人ばかり。
すぐに馴染んで楽しい時間が流れました。
明日は朝から本番です!美味しい石巻の海の幸たっぷりのスペイン料理でやる気充電しました!

【12月10日 大森第4団地にてお楽しみ会】

午前10時から、いよいよ私たちの出し物がスタートしました。

前半は、東京のライブでもやった、一人芝居『WHAT A WONDERFUL WORLD!!』

後半はあんちゃんのライブタイム。

実は、この6年で私は初めて『芝居』をやらせて頂きました。

芝居って、稽古しなきゃだし、台本も選ぶし、本当に一人では中々出来ないのです。今回は少しずつテルさんが登場してサポートしてくれていますが、台本もテルさんが石巻まで持っていけるものを、と考えながら作ってくれて、二人でいろいろ工夫して仕上げました。今までのように役者一人で来るだけだったら出来ませんでした。そして、以前から夢見ていた、あんちゃんと佐由子さんとコラボして芝居を創るという事。それもこうして実現しました。やっぱり芝居だけじゃもたない、イメージや雰囲気が膨らみ切れないことってあるんですよね。今回の作品は、二人はなくてはならない存在です。一緒に活動してくれた3人に感謝です。

そして、あんちゃんのライブタイムでは、皆さんにもちょっと体を動かして頂いたり、歌っていただいたり。
それが楽しみ!という方もいらしたので、やっぱりあんちゃんや佐由子さんが来てくれてよかったです!

最後に谷川俊太郎さんの『生きる』を朗読し、『アメージンググレイス』をあんちゃんが歌いました。

まさに、あの震災を『生き抜いた』人の前で朗読するという事。いろんな想像が絶えず駆け巡りますが、自然と畏敬の念が先立ち、また、意志とは裏腹に、確実に『生かされている』という事実もよぎり、今は亡き人々への祈りも含まれるよな深さを感じました。

 

ライブ後に、団地のおばちゃんが『生きなきゃなのよ。やっぱり生きるって大事なのよ』とお話してくださいました。

芝居中、朗読中に涙を拭ってる方もいらっしゃいました。

心に届けたいものをちゃんと心に届けられたかも、と思いました。

最後のあいさつで、私たちがここに立っているのは沢山の方々が賛同してくださって、沢山の方が、皆さんに温かい心を届けてください、と応援してくださったからです、とお伝えしました。

私の活動が続けられるのは、自分のポケットマネーではないから、という事も大きな理由。そして、だからこそ、続けたいという想いもあります。

マッサージ組の二人は、本番中に子供の相手をしてくれたり、撮影してくれたり。色々協力してくれました。ありがとう!

そもそも団地に住まわれている方が少ないことを伝えそびれてしまって、手持無沙汰にさせちゃってごめんね、と私が言うと、

「ここに来れたことに意味があると思ってるから大丈夫だよ」と言ってくれました。初めて東北へ支援活動に来た二人は、それぞれにいろんなことを感じてくださったようでした。マッサージ中は個人的なお話も色々聞かせていただいたそうです。

体験談を聴させていただく。

お昼のお食事会では、団地のおばちゃんたちが美味しいさんまのつみれ汁とおこわを炊いてくれました。

出し物の後は団地の皆さんが作ってくださったつみれ汁とおこわ♪

私たちにとって味が濃すぎないかとか、つみれの隠し味は家によって違うから今回どうするかとか、色々話し合って作ってくれたそうです。

ありがたいです。心温まりました。

食事中に、花壇組も到着!全員集合しました!食事したり、お茶したり、おしゃべりしたり。

私が、パフォーマンスするだけではなくて、その後にぜひおばちゃんたちとおしゃべりをしてね、と出し物チームに伝えていたので、みなさんそれぞれにおばちゃんたちとおしゃべりしたり、子供と遊んだり、自治会長さんと話したり、赤ちゃんと戯れたり・・・。この時間がずっと作りたかったな~、と、私も、地元ボアランティアの藤田さんもそう思い、嬉しかったです。

終いには、早めに帰るね、と言っているおばちゃんの仮設に遊びに行き、柿をごちそうになって来ちゃいました!

復興住宅に移ったら一戸建てで一人暮らしだそうなので、みんなで泊まりにおいで~!と言ってくれました。ぜひ伺いたいです。

おばちゃんの部屋には、毎週のように開かれたワークショップで作った、リースや人形などがきれいに飾られていました。

「本当にこういう活動で心が救われたんだ~」とおっしゃってました。

そして旅行が好きで、海外でも国内でも一人で行っちゃう活動的な方で、『世界旅行が夢なんだ~』って。

旅好きなメンバーでそのお部屋にお邪魔したので、ここで巨匠に会えるとは!!!と、盛り上がりました。

人が減ったからこそでしょうか、気づく人が居なくて、仮設団地では孤独死が絶えないようです。それを気にかけている自治会長さんは、復興住宅の抽選に当たり、おうちは作れるのですが、仮設が終わる9月まではここに住む、という事でした。

 

夜は、3月に伺って、今は閉演した『おひさま保育園』の園長をされていた高橋先生と、地元ボアランティアの藤田さん、花壇組で夕食会。

お座敷のおでん屋さんで。わいわいとおしゃべりしました。

高橋先生は、最近復職され、現在は介護施設で看護師の資格を活かし、お薬の服用をサポートするお仕事をしています。

閉園前はお疲れの様子でしたが復職されただけあり、随分お元気になられていて安心しました。働くって、大切なんですね。そう感じました。

おしゃべりタイムはあっという間に終わり、この日は終わりました。

 

【12月11日】

今日は保育園ミルクへ。6年の間に3回の再建をされ、とうとう0~6歳児の保育園として復活された保育園です。いまでは石巻で一番大きな保育園となられたそうです。今年の4月に3歳児以上の『幼児』の保育園舎が完成しました。

3回も再建されていますので、かかっている資金も半端ではありません。「億超えてるからね~」とさらりと言われる相原園長先生。

並大抵の精神力ではもたないことだと思うのですが、更に、「石巻には保育士が足りないんです。だから、保育士を養成する機関を作らなきゃ」と。

本当に並大抵の精神力ではない人だ!と思いました。すでにハローワークとは提携したり、保育士のためのメンタルケア的な場所を作ったりしているそうですが、これからも石巻には保育園がどんどんできる予定があるのに、保育士の取り合い状態なのだとか。
これって市政の方で考慮べき点では?とも思うのですが、いままでもあまり行政のいいお話は伺ってないので、自ら動く相原先生は賢明だな、と思いました。

子供達とは10時~クリスマスお楽しみ会をしました!

私の勘違いで保育園にはまだ4歳児までしか居なかったのに、ちょっと難しい絵本も持ってきてしまいましたが、2冊の絵本語りを私とテルさんでしました。

後半はあんちゃんが歌で盛り上げてくれました!40代以上のメンバーでやるエビカニクスは、最後の歌は息絶え絶え(笑)。でも、子供と一緒に盛り上がりました!子供も先生もノリノリ♪ミルクは本当に明るい保育園です。

この保育園は離職者がゼロなんだそうです。私は、古くからいらっしゃる先生方や、相原先生の人徳だと思います。

本当に芯の通った、強くて優しい先生たち。やっぱり最後に『生きる』と『アメージンググレイス』を、先生たちのためにやらせて頂きましたが、先生方、子供を抱っこしながら片手で涙をぬぐっておりました。

すさまじい6年間を『生きた』先生たち。きっと強くて優しい子供達を育み続けるのだと思います。応援しております!

花壇組からは子供たちが使える遊具をミルクにクリスマスプレゼント!しました。

そうそう、個人的に販売しておりました、チャリティ手拭いは今回22枚売れ、5500円のカンパも保育園に届けてきました!皆様誠にありがとうございました!

その後は子供達と給食タイム。それぞれ好きな食べ物、苦手な食べ物、上手に食べたり、上手にぺって出したり(笑)。

花壇組の志穂さん。なんでもサポートしてくれます!

先生たちもよくみてます。給食の先生も一人一人の好みを知ってらして、「今日は人参食べたね~」とか、空っぽのお皿を見せに来るとコメントされていました。

給食後も、少しだけ相原先生とおしゃべりして、保育園を出ました。花壇チームと以前一緒に植えた木が、園庭に地植えされていました。花壇チームと感慨深くそれを見て、彼女たちはこれで帰ることになりました。みんなでミルクに来れた事、そして要吏子さんの赤ちゃんもミルクデビュー出来た事。そういう再会もかけがえのない時間となりました。

午後は藤田さん、鈴木さんの案内で大川小学校へ行きました。再び待ち合わせが大第4団地だったので、集会所で会った子供たちにプレゼントをあげたい、とテルさん。『そいう言う大人がいたって記憶がある子は、そういう大人になれると思うから』。このメンバーで唯一子持ちのテルさんの発想はやっぱり親心を感じます。子供たちの将来を考えて接していく姿は、学ぶことがいっぱいでした。そんなわけで、みんなで子供たちにプレゼントを買いました。

団地の子どもにプレゼントを渡した後は、大川小学校へ。

藤田さん、私には想像できないくらい沢山の人に大川小学校の説明をしてきたのだと思うのですが、ぶれることなく、今回も丁寧に説明してくれました。

午後は大川小学校へ。

藤田さんと鈴木さんのこの熱意は本当にすごいと思います。実際に自分たちで調査し、本人から聞いたことで話すのです。

川の氾濫でほぼ全滅した小学校。でも、雄勝湾の近くの雄勝小学校は津波が来たのに助かりました。この違いは?

大川小学校は、マニュアルに従って校庭に待機し続け、雄勝小学校は、地元の女性に罵倒されて、山の上へ逃げろ~~!の声に従ったのです。

地元の女性の罵倒=直感

だったんですね、これは危ない!という。

 

日々の小さなルールに当てはめず、直感に従う事。

 

その大切さを、大川小学校で亡くなった小さな命たちに改めて教えられた気がしました。

 

因みに雄勝湾沿いは津波危険地域で、住宅がない状態なのに、『人の命を守るため』に、これから20メートルの堤防を作ろうとしています。

一方、私たちが滞在した渡波は、住宅地ですが、4メートルくらいの堤防が作られていました。

 

堤防を作る基準がどうもわかりません。

 

日が暮れて、宿へ戻りました。

 

【12月12日】

最終日です。この日はGENKIっこ保育園 石巻園に来ました。

今年出来たばかりの保育園で、閉演された保育園から道具を分けてもらったり、お互いつながりがあるそうです。

ここは赤ちゃん保育園。なので、2歳児までの子どもたちと楽しい時間を過ごしました。まだ「反応」は出来ないけど、ものすごくしっかり見て、吸収してる子供達。赤ちゃんたちの集中力って、素晴らしいし、ありがたいです。しっかり受け止めてくれてありがとう!

高崎園長先生は、私たちが行くのをとても楽しみにしてくださって、完璧な司会進行演出もしてくださいました。

入口にもカワイイウェルカムボードが飾られていたり、お部屋もクリスマスの飾りが丁寧にされていました。

最終日、GENKIっこ保育園。

素敵なウェルカムボード。

お母さん方や、理事長先生等も来てくださいました。

絵本と歌と朗読と。子供にも大人にも、出し物の贈り物をさせて頂きました。

最後は他の支援の方からのプレゼントを、子供たちにサンタに化けた鈴木さんと配りました。

最後は一緒に給食タイム。

子供によって食べれるもの、苦手なもの、いろいろありますが、私たちと一緒に食べたことで、頑張って食べきっちゃう子もいました。

えらかったね!

先生がとっても喜んでくださったのも、有り難い事でした。

なんと、市民の会から2万円の支援金まで頂き、「こっちに来るだけでお金かかるんだから、これで美味しいもの食べて!」と言われました。

東北に『何かをしてあげる』ために行くのではなく、このまさに『好意』を有り難く頂くために行く。そんな関係になってきているこの頃です。

帰り道、羽生サービスエリアで江戸の風情を楽しみながら、美味しい夕食を4人で食べました。

 

お陰様で、今回、とても充実した活動となりました。心と心のつながりを各地で感じさせて頂けることが出来ました。

家が建ち、街も復興し、どうしたって縁遠くなるボランティアさんは増えます。でも、自分が出会った方と、『支援』が『縁』になって、繋がり続けることが、支援が消えていく美しい形なのかなと思いました。

また来年、石巻へ行って参ります!

今回の収支報告は以下となります。ライブ後にもカンパを頂いておりましたので、追記してあります。

 

活動へのご支援、誠にありがとうございました。

 

☆フォトギャラリー☆

 

 

 

 

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